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施工事例でみる遮熱と断熱の違いとは？

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2025.04.23 (Wed) 更新

みなさん、こんにちは！

北上市、花巻市、奥州市、遠野市密着の屋根リフォーム専門店　金子ルーフ工業のスタッフAです！

今日は北上市、花巻市、奥州市、遠野市密着の屋根リフォーム専門店ならではの目線で「遮熱と断熱の違い」をご紹介致します。

▼この記事はこんな方のお役に立ちます▼

・北上市、花巻市、奥州市、遠野市で屋根リフォームをご検討中の方

・北上市、花巻市、奥州市、遠野市で葺き替えをご検討中の方

・北上市、花巻市、奥州市、遠野市で屋根カバーリフォームをご検討中の方

・北上市、花巻市、奥州市、遠野市で雨どい交換をご検討中の方

・北上市、花巻市、奥州市、遠野市で遮熱工事をご検討中の方

・北上市、花巻市、奥州市、遠野市で断熱工事をご検討中の方

1.遮熱と断熱の違いとは

2.【岩手県盛岡市の屋根葺き替え工事】の施工事例

3.【岩手県北上市の屋根カバー工事の施工事例】の施工事例

4.【遮熱】おすすめの遮熱シート

1.遮熱と断熱の違いとは

遮熱工事と断熱工事は、建物や住宅の熱環境を改善するための方法ですが、それぞれ異なるアプローチを取ります。

遮熱工事（しゃねつこうじ）

目的: 外部からの熱を建物内に侵入させないように防ぐことが主眼です。日射や外気からの熱を遮断することで、建物内の涼しさを保つことが目的です。
外壁や屋根、窓などに遮熱材や遮熱塗料を施すことで、太陽光や外気の熱を反射・遮断します。これにより、冷房負荷を低減し、居住空間の快適性を向上させます。

目的:
太陽光の熱を反射して、屋根の温度上昇を抑える。

仕組み:
・遮熱塗料（高反射塗料）や遮熱シートを屋根の表面に施工し、太陽光（特に赤外線）を反射することで、屋根材の温度を下げる。

効果:
✅ 夏場の屋根の温度上昇を抑えることで、室内温度を下げる
✅ 冷房の効率向上、省エネ効果が高い

注意点:
・冬場の寒さ対策には効果が薄い
・塗料の場合、経年劣化で効果が低下するため定期的なメンテナンスが必要

断熱工事（だんねつこうじ）

目的:
室内の温度を一定に保ち、夏は暑さを防ぎ、冬は暖かさを逃がさない。

仕組み:
・断熱材（グラスウール、ウレタンフォーム、スタイロフォームなど）を屋根裏や屋根の下に設置して、熱の移動を抑える。
・熱の伝導・放射を防ぐことで、室内の温度変化を抑える。

効果:
✅ 夏の暑さ・冬の寒さ両方に対応
✅ 冷暖房の効率がアップし、省エネ効果あり
✅ 結露防止にも有効

注意点:
・断熱材の厚みや施工方法によって効果が大きく変わる
・換気が不十分だと、湿気がこもってカビや腐食の原因になる

2.【岩手県盛岡市の屋根葺き替え工事の施工事例】

盛岡市で実施した、遮熱シート（シャネリア）を使用した屋根葺き替え工事の施工事例です。この施工事例では、屋根材に断熱性に優れたダンネツトップを使用することで、遮熱と断熱の相乗効果を発揮しています。

工事内容・・・屋根葺き替え工事
施工日数・・・27日間
メーカー・商品・・・ダンネツトップ　0.35㎜GL

岩手県盛岡市で屋根葺き替え工事を実施しました。

施工前の屋根の様子は雪害による瓦の破損をコーキングで補修した箇所多数ありました。
屋根葺き替え工事は屋根下地まで一新できる工法です。屋根葺き替え工事の最大のメリットは屋根下地を一新できる点です。傷みがひどく屋根下地まで劣化した屋根でも新築同然の屋根にすることができます。

屋根材はダンネツトップ　0.35㎜GLを採用しました。

ダンネツトップその名の通り断熱性に優れた屋根材です。金子ルーフ工業でも人気ナンバーワンの屋根材です。

◆高耐食のガルバリウム鋼板+断熱材で、断熱性・遮音性・強度に優れている

◆圧倒的な軽量性と頑丈な止め付けで地震に強い

という特徴があります。葺き替えはもちろん、強くて軽量という特徴を生かして屋根カバー工法にも最適な屋根材です。

併せて遮熱シート（シャネリア）を設置しました。室内に入ってくる輻射熱を97％もカットする超薄型高遮熱材です。

岩手県盛岡市　N様邸　屋根葺き替え工事

3.【岩手県北上市の屋根カバー工事の施工事例】

工事内容・・・屋根カバー工事
施工日数・・・15日間
メーカー・商品・・・カバールーフ　0.35㎜GL

岩手県北上市で屋根カバー工事を実施しました。

施工前の屋根材はサビなどの劣化が見られますが、屋根下地は比較的きれいな状態だったため、屋根カバー工法に決定しました。

屋根カバー工法とは古い屋根の上に新しい屋根を重ねて葺く工法です。

廃材が出ないので処分費用が掛からない分、葺き替えに比べてリーズナブルな価格で施工することが可能です。

ルーフィングの上に遮熱シートのシャネリアを設置したことで日射や外気からの熱を遮断し、建物内の涼しさを保つことを可能にしました。

今回の北上市の施工事例では、軒先と広小舞の修繕も実施しました。軒先切断および広小舞修繕に関しては、劣化が出やすい軒先を切断し、広小舞修繕をおこないました。

また棟の交換と併せて棟換気リッチベンツL1800を設置しました。棟換気リッチベンツL1800は暑い空気がたまり易い住宅上部の棟に設置し、小屋裏の湿気や熱を効率良く排出する棟換気材です。

今回使用した屋根材は「カバールーフ　0.35㎜GL」を採用。サビや剥がれの多かった屋根が新築同様の屋根になりました。

岩手県北上市　O様邸　屋根カバー工事

4.【遮熱】最大－11℃！おすすめの遮熱シート「シャネリア」

前項で採用したおすすめの遮熱シートが「シャネリア」です。シャネリアは断熱材だけでは防ぐことができない室内に入ってくる輻射熱を97％もカットする超薄型高遮熱材です。

シャネリアはアルミニウムやポリエチレンなどで成形された高い遮熱性を得られる遮熱材です。
このシャネリアを屋根や外壁に使用することによって室内の高温化を最大11度も下げ、空調機の温度設定の変化にもつながり消費電力の削減率が最大45％にもなったという実績もあります。
太陽の熱は主に屋根や外壁から入ってきますが、この屋根などの大きな面積にシャネリアを使用することで大きな遮熱効果を得ることができます。